逆流性食道炎の胃カメラ検査が怖い!嫌だ!したくない!という方へ

逆流性食道炎治療 病院のイメージ写真
はじめにお読みください

当サイトは医学的な根拠(医師による意見・厚生労働省ホームページ・薬剤師による意見等)を示し、実際に自分自身が逆流性食道炎を治療した際の実体験に基づく情報だけをご紹介するように心がけておりますが、すべての方に同じように効果があるわけではありませんので、予めご了承いただければ幸いです。

逆流性食道炎の場合、胃カメラの検査を行う必要があります

でも、胃カメラと聞くと「怖い!嫌だ!胃カメラだけはしたくない!」などと思い、胃カメラ以外の検査方法が無いかを必死に探す方も多いのではないでしょうか。

私自身、胃カメラでとても辛い思いをした経験があるので、胃カメラをしたくないというその気持ちはすごくよくわかります。

私の場合、逆流性食道炎食道裂孔ヘルニアに加え、胃腸が弱かったので、年1回は胃カメラを受けざるを得ない状況でした…。(完治した今でも、健診として年1回は胃カメラを受けるようにしています。)

そのため、どうにか胃カメラを楽に受ける方法が無いか調べに調べ尽くし、胃カメラ自体20代で4回経験し、その結果、今では胃カメラに対してほとんど抵抗がなくなりました

今回は、逆流性食道炎の検査方法胃カメラを楽に受ける方法胃カメラ検査の詳しい内容などについてお伝えしたいと思います。

以前の私のように「胃カメラなんて怖すぎる!絶対に嫌だ!」と思っている方は、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

胃カメラが一番確実な検査法です

胃カメラ以外の検査方法はないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、逆流性食道炎の場合、胃カメラが一番確実な検査法と言えます。バリウムを使ってレントゲン撮影する方法もありますが、現在ではより確実な診断が出来る胃カメラが主体となっています。

胃内視鏡検査では、食道も観察しますので、胃内視鏡検査が一番確実な検査法だと言えます。また、重症度や食道裂孔ヘルニアやがんの有無にも有効ですので、当院では内視鏡検査をおすすめしています。

出典:東京都港区で逆流性食道炎の検査なら無痛胃カメラの品川胃腸肛門内視鏡クリニック

診断法としてはバリウムを使ったレントゲン撮影もありますが、現在は内視鏡検査が主体となっています。

出典:一般のみなさまへ | 日本消化器病学会

ですが、病院によっては、問診だけをしてとりあえず薬で様子を見るということもあります。

その場合、症状がなかなか良くならず、逆流性食道炎だと思っていたら実は別の病気だった、ということもあり得ます。逆流性食道炎の胸焼け・呑酸などの症状は、他の病気でも出る場合があるからです。

そのため、確実な診断をしてもらうためにも、胃カメラの検査をおすすめいたします。

とは言え、胃カメラは怖い!嫌だ!したくない!そんな方には「麻酔有&鼻から」がおすすめ

胃カメラが嫌 イメージ写真
「胃カメラが怖い!嫌だ!したくない!」という方におすすめの検査方法は、「麻酔有り鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡検査)」です。

私自身、口からの胃カメラと鼻から胃カメラの両方を経験していますが、楽なのは断然鼻からのほうでした。

鼻からの胃カメラだと、カメラの経が細く、痛みや嘔吐反射を軽減できるため、口からの胃カメラよりも楽に受けることができます。私の場合、鼻からの胃カメラを毎年受けていますが、「オエーッ」となってしまったことは一度もありません

また、鼻からの胃カメラの場合、麻酔無しでも口からに比べれば辛くはありませんが、麻酔をしてもらったほうがより楽に受けることができます。私自身、麻酔有りの鼻からの胃カメラで寝てしまったことがあるほどです。(麻酔無しだと、鼻からでも多少は苦しいです。)

胃カメラが怖い人は、ほとんどの場合「苦しいのが嫌」という理由で怖いのではないかと思います。ですが、もし胃カメラがそれほど苦しくない検査ならば、そこまで恐れる必要はないですよね。

ですので、どうしても胃カメラが怖い方には、「麻酔有り鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡検査)」をおすすめします。(ただ、医師の技量にもよりますので、良い病院を探すことも重要です)

ただし、鼻からの胃カメラにはデメリットがあります

鼻からの胃カメラのほうが楽、とお伝えしてきましたが、多少デメリットはあります。鼻から胃カメラの最大のデメリットは、口からの胃カメラに比べてカメラの管が細いため、病変を発見しづらいということです。つまり、口からの胃カメラのほうが性能が良く、より確実ということなんですね。

経口用の方がカメラの性能が良く、病変の見逃しが少ない

出典:内視鏡検査(胃カメラ)は口から?鼻から? 医師4000名にアンケート調査 | イシコメ

鼻からの胃カメラの場合、人にもよりますが、鼻血が出たり、鼻が痛くなることもあります。そのため、頑張ることが出来る方は、口からの胃カメラを受けることをおすすめします。

麻酔があれば口からの胃カメラでもそれほど苦しくなかった、という方もいるようです。

ただ、精度が落ちるとは言え、鼻からの胃カメラでも病変が発見できることは多くあります。番良くないのは、胃カメラを怖がるあまり検査を受けないことではないでしょうか。

鼻からにせよ、口からにせよ、自分に合った検査方法を選ぶのが大切だと思います。

胃カメラの検査について

検査 イメージ写真

胃カメラの検査の値段

胃カメラの値段は病院によって変わりますが、3割負担で6,000~13,000円程度かかります。2万円くらい持っていけばまず大丈夫ということです。

初診料・前処置薬剤・採血 2,000円~3,000円
胃内視鏡(検査のみ) 約4,000円
病理細胞検査(追加費用) 3,000円~6,000円
合計 6,000円~13,000円

出典:内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)費用の概算 | 医療法人 むらのクリニック – 大阪市淀屋橋の内科・胃腸内科

胃カメラの検査を受ける頻度

私の場合、「1年に1度」は胃カメラの検査を受けるようにしています。ただ、症状にもよりますので、胃カメラの頻度については担当医師と相談の上、決めていただくのが一番良いと思います。逆流性食道炎は再発しやすい病気ですので、完治後も定期的な健診を受けることをおすすめします。

一般的には、耳鼻咽喉科ではなく内科や消化器内科で検査

耳鼻咽喉科でも喉を診る内視鏡検査はできますが、食道の病変の有無を確認するには、内科で胃カメラを行う必要があるそうです。

耳鼻咽喉科での一般的な検査は、鼻からファイバースコープを入れて喉を診る内視鏡検査です。
(以下、省略)
食道の病変の有無を確認するには、内科で胃カメラを行う必要があります。

出典:喉に違和感 何か病気ですか? | さんにちEye 山梨日日新聞電子版

また、消化器内科内視鏡検査専門のクリニックでも検査可能です。

胃カメラの検査で「異常なし」の場合

胃カメラの検査で「異常なし」の場合は、「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」かもしれません。

非びらん性胃食道逆流症(NERD)」とは、不快な胸焼けや呑酸などの症状があるにもかかわらず、胃カメラの検査では食道粘膜にびらんや潰瘍などの病変が見られない場合のことをさします。

一度胃カメラで「異常なし」と言われたにも関わらず症状が続く場合は、再度医療機関を受診することをおすすめします。

授乳中でも胃カメラの検査は受けられます

授乳中の場合も胃カメラの検査は受けられますが、鎮静剤を使う検査は受けることができません

鎮静剤が母乳に移ってしまうためです。

鎮静剤がない状態での口からの胃カメラは辛いかもしれませんので、胃カメラが怖い場合は、鼻からの胃カメラを選択したほうが良いかもしれません。口からだと身体への負担も大きいですし…。

鎮静剤は母乳に移り、12時間残ってしまいます。その期間は、授乳ができません。

出典:胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査) | 胃の検査について | 検査について | 医療法人財団 医親会 | 海上ビル診療所

まとめ

逆流性食道炎では、胃カメラが一番確実な検査方法です。そのため、胃カメラの検査を受けることをおすすめします。

胃カメラが怖い場合は、「麻酔有り鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡検査)」だとかなり楽に受けることができます。私の場合は、口からの胃カメラで嫌な思いをしたことがあるので、麻酔有りの鼻からの胃カメラ一択です。

口からの苦しさを知っているので、麻酔有りの鼻からの胃カメラを受けた時は「えっ、こんなに楽なの?」と驚き、感動すら覚えました。

鼻からの胃カメラは口からより精度が落ちるなどといったデメリットもありますが、無闇矢鱈に怖がって胃カメラの検査を受けないよりは、鼻からでも良いから検査を受けたほうが良いと私は考えます。

しっかりと治療をして治すためにも、まずは検査を受けて今の状況を知ることが大切です。