当サイトは医学的な根拠(医師による意見・厚生労働省ホームページ・薬剤師による意見等)を示し、実際に自分自身が逆流性食道炎を治療した際の実体験に基づく情報だけをご紹介するように心がけておりますが、すべての方に同じように効果があるわけではありませんので、予めご了承いただければ幸いです。
逆流性食道炎治療中は、ワインはNGな飲み物の一つです。
元々私はお酒が大好きで、ワインもよく飲んでいました。ストレスが溜まるとワイン等のお酒をたくさん飲んでしまう悪い癖もありました・・・。
ですが、逆流性食道炎になってからは、お酒を飲むと気持ち悪くなってしまったり、胃が熱くなったり、痛くなったりしてしまうようになり、お酒は控えるようになりました。
私の場合、食道裂孔ヘルニアを患っているので、より不快な症状が顕著だったのかもしれません。
特に、お酒の中でも、ワインは逆流性食道炎を悪化させてしまう恐れがある危険なお酒です。
今回は、逆流性食道炎とワインについて、詳しくお伝えしたいと思います。逆流性食道炎治療中は基本的にはワインはNGですが、どうしてもワインが飲みたい場合の対処法もお伝えしますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
Contents
ワインは酸度が高いため、逆流性食道炎治療中はNG!特に、白ワインは危険!
お酒の中でも、特にワインは酸度が高いため、逆流を起こしやすくしてしまう危険性があります。
その中でも、赤ワインよりも白ワインのほうがさらに酸度が高いため、より逆流が起こりやすくなります。
決して脅すわけではありませんが、ワインなどのお酒を控えずに、そのまま逆流性食道炎を放置してしまうと、最悪、将来食道ガンになる恐れもありますので、しっかりと治療や生活習慣の改善に取り組むことが大切です!
そのため、逆流性食道炎治療中は、ワイン(特に白ワイン)を避けることをおすすめします。
アルコール飲料では,ビールや日本酒はpH4以上を示すが,赤ワインはpH3台と酸度が高い.一方,白ワインのpHは2台であり, さらに酸度
が高くなる.実際,白ワインは食道への酸逆流を他のアルコール飲料と比べておこしやすいという報告があり, アルコール飲料でもその酸度が重要なのかもしれない
こんな人は特に要注意・・・!
お酒が強い人は、特にワインの飲み過ぎに注意が必要です。
お酒が弱い人はそもそもそんなに大量にワインを飲むことはないと思いますが、お酒に強い人は周りに勧められてついつい飲んでしまうことも多いからです。
かく言う私も、元々お酒が大好きで、しかも強かったので、職場の飲み会ではワインなどのお酒を勧められることが多くありました。勧められると断りづらいですよね・・・^^;相手に悪気はないですし・・・
それでついついワインを飲んでしまうと、後からものすごく後悔することになります(体験談)。
なので、まずは周りの理解を得て、周りにも協力してもらってワインを避けることが重要です。
ワインを一生飲めないわけではありません。今だけの辛抱です!
逆流性食道炎治療中は、ワインは避けたほうが無難ですが、とは言え、安心してください!一生飲めないなんてことはありません。
私自身、治療中はワインを含め、お酒は極力控えるようにしていましたが、完治後は時々飲むようになりました。
友人との食事でワインを楽しむくらいは普通に出来るようになりました!もちろん以前よりは身体に気を使って、量は少なめにしていますが。
この記事を読んでくださっているみなさんも、今はワインが飲めなくても、逆流性食道炎はちゃんと治療すれば完治しますし、完治すればまた楽しくワインを飲めるようになりますよ!
どうしてもワインが飲みたくなってしまった時は
最近は、ノンアルコールのワインもたくさん発売されていますので、そちらを試してみてはいかがでしょうか。
『そんなお子さまみたいな飲み物飲めないワ!』なんて方もいらっしゃるのではないかと思いますが(私がそうでした・・・)、最近はノンアルコールのワインもなかなか本格的な味わいのものが増えているんですよ!ノンアルコールだと知らずに飲んだら気付かないかもしれません。
まとめ
ワインは逆流性食道炎治療中は飲まないほうが無難です。ワインは酸度が高いため、逆流を引き起こしやすくしてしまうためです。特に、白ワインは要注意です!
どうしてもワインが飲みたくなってしまった時は、ノンアルコールワインを試してみてはいかがでしょうか。最近は結構美味しいノンアルコールワインがたくさん出ていますよ^^
お酒好きな方にとって、ワインが飲めないことはとても辛いと思いますが、今だけの辛抱です!しっかりと生活習慣を改善し、逆流性食道炎を治療すれば、またワインを楽しく飲める時は必ず来ます!期待して生活習慣を改善に励んでいきましょう!