逆流性食道炎にトマトはNG!トマトジュースやトマトスープは?

トマト
はじめにお読みください

当サイトは医学的な根拠(医師による意見・厚生労働省ホームページ・薬剤師による意見等)を示し、実際に自分自身が逆流性食道炎を治療した際の実体験に基づく情報だけをご紹介するように心がけておりますが、すべての方に同じように効果があるわけではありませんので、予めご了承いただければ幸いです。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」なんて言う諺があるほど、トマトは健康に良い食べ物として知られていますよね!

実際、トマトは消化に良く、生活習慣病予防や胃壁の修復、便秘改善効果などがあるとっても健康に良い食べ物です。

ですが、逆流性食道炎治療中は、基本的にはトマトは避けたほうが良いと言われています。トマトを食べると胸焼けや胃・食道の痛み、吐き気などを引き起こしてしまう恐れがあるためです。

とは言え、トマトやトマトが入った料理を一切食べないようにするのはなかなか難しいですよね・・・。

今回は、逆流性食道炎治療中にトマトを避けたほうが良い理由や、食べられる可能性があるトマトの食べ方などをご紹介したいと思います。

特に、イタリアンやトマト好きな方は、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです!

トマトの健康効果

冒頭でもお伝えしたとおり、トマトはとても健康に良い食べ物です。具体的には、下記のような効果があります。

  • 生活習慣病予防 …リコピンによる効果
  • 胃壁の修復 …ビタミンUによる効果
  • 便秘改善効果 …ペクチンによる効果
  • 胃の不快感 …酸味の刺激による効果
  • 消化器のはたらきを助ける …酸味の刺激による効果

トマトに多く含まれる リコピンは活性酸素を消し去って、生活習慣病から私たちの身体を守る働きをします。
また酸味の刺激が胃の不快感を解消し、気分をよくするだけでなく、消化器のはたらきをはたらきを助けてくれます。
トマトに含まれるビタミンUには、胃壁の修復効果があり、またペクチンは便秘を改善してくれます。

引用:逆流性食道炎について|健康なるほど|町田胃腸病院

ですが、逆流性食道炎治療中はトマトは避けたほうが無難です

前項でもお伝えしたとおり、トマトはとっても健康に良い食べ物ですが、逆流性食道炎治療中は避けたほうが無難です。

トマトは酸味が強いため、胃酸の分泌を増やし、逆流を引き起こしやすくしてしまうためです。

また、トマトは胸焼けを起こす代表的な食べ物としても知られています。

特に、妊婦さんで逆流性食道炎の場合、トマトを食べてしまうと、吐き気や胸焼け等の症状がひどくなってしまう恐れがありますので、注意が必要です。

しかし、こと「逆流性食道炎」に関してはトマトは避けた方がよいと言われています。
妊娠している方の中でトマトが苦手という意見が多いのも、これが胸やけを起こす代表的な食べ物だからです。

引用:逆流性食道炎について|健康なるほど|町田胃腸病院

そのため、逆流性食道炎治療中は基本的にはトマトは避けたほうが良いとされています。

ですが、症状が軽い場合は、生のトマトでなければ食べられる可能性があります!

「逆流性食道炎治療中はトマトは避けたほうが無難」とお伝えしましたが、とは言え、イタリアンやトマト好きな方にとっては、一切トマトを食べないようにするのはなかなか辛いですよね。

私もピザやナポリタンが大好きなので、トマトを一切食べられないのは辛すぎて無理でした・・・

私の場合、逆流性食道炎の症状が軽い時であれば、生のトマト以外の調理してあるトマトは問題なく食べることができました。

トマトは加熱すると酸味が飛ぶため、生でトマトを食べるよりも逆流性食道炎の症状が出にくくなります。

私の場合は、下記でしたら問題なく食べることができました。

・ミネストローネなどのトマトが入ったスープ

トマトスープ

こちらはローソンで買ったミネストローネです。トマトはスープにすると柔らかくなるので、より消化しやすくなります。

・トマトジュース(野菜ジュース)

トマトジュース

トマトジュースを飲む場合、常温・無塩のジュースがおすすめです。

ただし、人によっては上記でも逆流性食道炎の不快な症状が出てしまう場合がありますので、注意が必要です。

また、大量に食べてしまったり、ナポリタンやピザなど油を多く使った調理法だと、逆流性食道炎を悪化させてしまう恐れがあります。

トマトを食べられる可能性があるとは言え、医師や自分の身体と相談しながら、少しずつ食べるようにしましょう。

酸味が強いトマトやお酢は食べ方に注意!

トマトや柑橘類などの酸っぱい食材や酢の物などお酢を使った料理は避けたいもの。
生のトマトだけでなくケチャップも注意が必要です。お酢は酸味を抑えたタイプを使ったり、加熱して酸味を飛ばしたりして、工夫してみましょう

引用:ネクストライフ Vol17 2015

逆流性食道炎におすすめのトマトを使ったレシピ

国立研究開発法人 国立がん研究センターのwebサイトに、トマトを使った「白身魚の和風トマト煮」のレシピが紹介されていたので、引用させていただきます。

栄養たっぷり、お腹にやさしくバランスの良い一品です。

材料(2人分)
白身魚 1切
塩 小さじ1/10
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ2/3
なす 中1/3本
トマト 中1/10個
玉葱 1/10個

トマトジュース(無塩) 100ml
顆粒だし 小さじ1/6
水 100ml
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1
塩 2つまみ
じゃがいも中1/2個
塩 ひとつまみ
さやえんどう 4枚
茹で塩 少々

作り方
①白身魚は1/2に切る。塩、酒を振りかけしばらく置く。
片栗粉を表面にまぶす。
②なすは皮をむき、さいの目に切る。水にさらす。
トマトは皮をむき、種を取り、さいの目に切る。
玉葱は皮をむき、さいの目に切る。
じゃがいもは皮をむき一口大に切り、水にさらす。
さやえんどうは筋を取り、塩茹でする。
③鍋にトマトジュース、顆粒だし、水、醤油、みりんを入れ、
火にかける。沸騰したら白身魚、玉葱、なす、トマト
を入れ、約5~10分、火が通るまで煮る。
器に盛り付ける。
④別の鍋にじゃがいも、ひたひたの水を入れ茹でる。
竹串等で確認し、やわらかくなったら水を捨て、再び火にかけ、鍋をゆすりながら水分を飛ばす。
表面に粉を吹いてきたら、塩を振る。
⑤白身魚の器に、④を添え、さやえんどうを飾る。

引用:国立研究開発法人 国立がん研究センター『消化器術後の方のお食事』

逆流性食道炎治療中はバランス良く食べることも大切ですので、ぜひ上記レシピを参考にしてみてくださいね!

まとめ

トマトは逆流性食道炎治療中は避けたほうが良い食べ物の一つです。

トマトは酸味が強いため、胃酸の分泌を増やし、逆流を引き起こしやすくしてしまう恐れがあるためです。また、トマトは胸焼けを起こす代表的な食べ物としても知られています。

ですが、逆流性食道炎の症状が軽い場合は、生のトマトでなければ食べられる可能性があります!

私の場合は、ミネストローネなどのトマトが入ったスープやトマトジュース(野菜ジュース)でしたら、逆流性食道炎の症状は出ませんでした。

症状が出るか出ないかは人によりますが、トマトは生活習慣病予防や胃壁の修復、便秘改善効果などがある健康に良い食べ物ですので、食べても特に症状が出ない場合は、少量食べる分には問題ないと思います。(少しでも気持ち悪くなってしまったり、症状が出てしまった場合は、すぐに食べるのをやめるようにしてくださいね。)

逆流性食道炎になると食べられない食べ物がたくさんありすぎてうんざりしてしまうこともあると思いますが、NGな食べ物も調理法によっては食べられる可能性がありますので、食生活を工夫しながら逆流性食道炎治療に励んでいきましょう!