当サイトは医学的な根拠(医師による意見・厚生労働省ホームページ・薬剤師による意見等)を示し、実際に自分自身が逆流性食道炎を治療した際の実体験に基づく情報だけをご紹介するように心がけておりますが、すべての方に同じように効果があるわけではありませんので、予めご了承いただければ幸いです。
私は卵焼きや卵かけご飯など、卵料理が大好きなのですが、逆流性食道炎治療中は卵を食べても大丈夫なのでしょうか。
これについては、逆流性食道炎治療中に卵を「食べても良い!むしろ積極的に食べるべき!」という意見と「絶対に食べてはいけない!」という意見に真っ二つに分かれています。
私は、その時の体調と調理法に気をつければ、逆流性食道炎治療中も卵を食べて良いと考えています。
実際、私自身が逆流性食道炎治療中の時には、卵料理を積極的に食べるようにしていました。
今回は、逆流性食道炎と卵について、私自身の体験談と医学的根拠を元に、詳しくお伝えしたいと思います。卵料理が好きな方はぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
Contents
逆流性食道炎治療中、卵は摂取してもOK

基本的には、逆流性食道炎治療中も卵は摂取することができると言われています。卵には胃粘膜を修復し、胃酸を抑える働きがあるためです。
その他、キャベツや卵にも胃の粘膜を修復し、胃酸を抑える働きがあります。
引用:ヤマト生活情報館
また、卵は「スーパーフード」とも言われているほど、栄養価が高い食べ物です。
逆流性食道炎治療中は栄養をしっかり摂ることも大事ですので、その意味でも、私は食事に卵を積極的に取り入れたほうが良いと考えています。
私自身、逆流性食道炎治療中は、卵焼きやだし巻き卵をよく食べていましたが、食べた後に気持ちが悪くなるといった症状が出たことはありませんでした。
そのため、基本的には逆流性食道炎治療中に卵料理を食べても大丈夫ですが、その方の症状にもよりますので、様子を見ながら食べるようにしてください。
逆流性食道炎治療中に卵を摂取する際の注意点

前項でお伝えしたとおり、卵は基本的には食べても大丈夫です。
ただし、卵も調理法によっては、消化にあまり良くない場合があるため注意が必要です。
例えば、固ゆで卵は消化に悪いため、NGです。
また、生卵も半熟卵と比べると消化に悪いそうです。これは意外ですよね。
ですので、人によっては、卵かけご飯を食べると逆流性食道炎の症状がひどくなってしまう方もいます。(私の場合は大丈夫でした。)
医療機関のサイトを見ても、卵については摂取を勧めているところと、卵は避けたほうが良いと言っているところに分かれます。
牛乳、卵、大根、山芋、キャベツ、豆腐は逆流性食道炎に良いので積極的に摂りたい。
さけた方が良いもの
卵
結局どっちなんだよ!という感じですが、これは上記のとおり、調理法によってだいぶ変わってくると思います。
そのため、調理法に気をつけた上で、少量の卵を摂取しても特に逆流性食道炎の症状が出ない場合は、そのまま摂取を続けても問題ないと思います。(私の担当医師もそのように言っていました。)
逆流性食道炎治療中の卵のおすすめ調理法

逆流性食道炎治療中の卵のおすすめ調理法は次のとおりです。
- 半熟卵
- 卵焼き
- だし巻き卵
- 卵粥
- オムレツ
逆流性食道炎治療中の卵の注意したい調理法

逆流性食道炎治療中の卵の注意したい調理法は次のとおりです。
- 生卵
- 固ゆで卵
- 卵かけご飯
上記は「絶対に食べては駄目!」というわけではありませんが、人によっては逆流性食道炎の症状が出てしまう場合があるため、注意が必要です。
逆流性食道炎におすすめの卵レシピ
ツバメガスフロンティアさんのサイトで逆流性食道炎にならないためのレシピとして「鶏肉入り中国風オムレツ」が紹介されていましたので、一部引用にて紹介させていただきます。
ふわふわなオムレツなら、お腹に優しいので逆流性食道炎治療中にもおすすめです。
<鶏肉入り中国風オムレツ>
(5人分)
鶏ひき肉 100g
タケノコ 50g
干しシイタケ 中2枚
グリンピース 大さじ3
サラダ油 大さじ2
卵(M) 5個
サラダ菜 5枚【A】
薄口醤油 小さじ1
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1【B】
水 大さじ3
酒 大さじ1
塩 小さじ2/3サラダ油 大さじ3
<作り方>
椎茸はもどして絲に切り、筍も2cmの絲に切る。
鍋を熱し、サラダ油を入れ、鶏ひき肉を炒め、筍、椎茸を加えて炒める。【A】の調味料をつけ皿にとる。
卵は割りほぐして、【B】の水、調味料を加え、その中に(2)とグリンピースを入れて混ぜ合わせる。
テフロンの鍋を熱し、サラダ油大さじ3を入れ、(3)を流し入れ大きく混ぜ、丸く形を作り、卵が固まったらひっくり返す。色づくまで火を弱めて焼く。好みの形に切り、器にサラダ菜をしいて盛り付ける。
まとめ
逆流性食道炎治療中も卵は食べることができます。卵には胃粘膜を修復し、胃酸を抑える働きがあるためです。
ただし、卵も調理法によっては、消化に良くない場合があるため、注意が必要です。
特に、生卵や固ゆで卵は、人によっては逆流性食道炎の症状が出てしまう場合があります。
ですので、卵は基本的には食べても大丈夫ですが、調理法やその時の体調に気を配りながら、食べるようにしましょう。
上記にて卵のおすすめの調理法やレシピなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!